ARISE analyticsではどんな人が活躍しているの?
こんにちは、広報の岡村です。
ARISE analyticsには現在、合計300名を超えるデータサイエンティストが所属しています。そこで今回は「ARISE analyticsではどんな人が活躍しているの?」と題して、社員の方に突撃インタビュー!新卒1期生で今年入社3年目を迎える野尻さんに根掘り葉掘り色んなことを聞きました。
岡村:今日はよろしくお願いします!最初に、今日の意気込みを聞いても良いですか?
野尻:包み隠さず全部話します!なんか、謝罪会見みたいですね。
岡村:(笑)。早速ですが、野尻さんはなぜデータサイエンティストになろうと思ったんですか?
野尻:もともと小学校くらいからPCが好きで、高校に入ってからプログラミングを学んで、その後は情報系の大学に進学しました。卒業後の進路としてSEやプログラマーになる人が多かったのですが、自分は他の人とは違った仕事がしたいと思っていました。
そう言いながら就職活動はしばらくサボっていたのですが、大学4年の5月ぐらいに私の大学にARISE analyticsの社長である家中さん、CWO(Chief Workstyle Officer )佐々木さん、新卒採用担当の人事の方2名が会社説明を兼ねた面接をしにやって来ました。みんな髪もばっちりセットしてるし、ジャケット着てるし(社内ではTシャツ&スニーカーで超カジュアルなことは後で知ることとなりましたが・・・)なんか堅そう…というのが最初のARISE analyticsの印象でした。ただ、会社説明を聞くうちにデータサイエンティストという職種は他の人と被らないだろうし、カッコ良い仕事だなと魅力に感じました。
岡村:その日に面接もしたんですよね。
野尻:そうです。大学に来たその4人と色々話しました。そこで、会社に入ってやりたいことをプレゼンしたのですが、私は「全国のラーメン屋の味を数値化・分析して、その人にマッチしたラーメン屋をレコメンドするシステム開発がしたい」と話しました。その後東京で行った最終面接でも、同じプレゼンをしました。
岡村:ラーメン屋のレコメンドシステムの開発、相当やりたかったんですね。会社の重鎮たちの前でそれをプレゼンしている姿、想像するだけで面白い。内定をもらってから、ARISE analyticsで働こうと決めた理由も知りたいです!
野尻:面接で家中さんたちが、親身になって話を聞いてくれたので、意見が伝えやすくて自分の希望が実現出来そうだと思ったのは大きいですね。あとはSEやプログラマーとして働いている周囲の人たちの声を聞いて、大企業は事業規模が大きいけど、実務を下請け会社に委託することも多く、働き甲斐が無さそう。一方で、中小企業だとブラック企業が多い、というイメージがありました。なので、働きがいがあって働く環境も整っているようなバランスの取れた企業に就職したいと思っていました。すごく我が儘な希望だったと思うのですが、ARISE analyticsがまさにそれにマッチする企業でした。
岡村:入社してからはどんな業務を担当してきたのでしょうか?
野尻:入社して3か月間の研修を終えてから約1年半、ECサイトに導入するレコメンドエンジンの開発を行ってきました。大学時代にプログラムを書いたことはあったものの、チームで開発を行ったり、企業のサービスとして活用してもらうためのシステムを一から作ったりするのは初めてでした。またレコメンドエンジンについての知識も浅く、レコメンド内容やデータ量に応じた最適なロジックを考えるのには苦労しました。ですが同じチームの先輩方に基礎的なことを教えてもらい、コードレビューしてもらったり、自分で調べたりして業務に必要な知識を蓄えていきました。
最近は、開発したレコメンドエンジンがグループ会社が提供するECサイトに導入されて約1年が経ち、精度を見ながら機能拡張をするなど運用フェーズに入っています。日々新たな課題に直面しますが、楽しみながら業務に励んでいます 。
岡村:レコメンドエンジンを導入した効果はどうだったのですか?
野尻:レコメンド場所によっては、導入前に比べてCTR(クリック率)が向上して、効果が出ているので嬉しかったです。他の箇所についても改善を図っているところです。
岡村:自分が一から開発に携わっていたシステムが実際に活用されて、その効果も出ているとは‥!嬉しいですね。入社してから今までで、自分が成長したと思うことや、ARISE analyticsに入って良かったことはありますか?
野尻:今までは、宿題を締め切り前日の深夜にやるようなタイプだったのですが、現在では、爆速で目の前にあるタスクを消化しようと思って頑張れるようになりました。(笑)それはすごい成長だと思います。仕事なので、後回しにしても一緒に働く人に迷惑をかけるし、タスクが溜まっている状態だと趣味のゲームも全力で楽しめないんですよね。やるべきことはきちんとやって、自由に生きるのが良いなと思っています。
あとARISE analyticsに入って良かったのは、物を作るスキルが身に付いたこと。単なるプログラミングではなく、クライアントにとって価値のある製品を作るためのプログラミングを学びました。先輩のコードを見たり、自分でも勉強したりして、自信が付きました。
岡村:野尻さんは社内で色々な取り組みに積極的に参加している印象があります。私が知っている中では、社内コミュニケーションツールslackを活用したゆるゆるbot開発室とか。
野尻:そうですね。ARISE Delivery Methodという色々な案件を進めていく中で得られた知見を社内で共有するサイトの開発をやったり、昨年は新卒社員が入社する際に業務で使用する分析基盤のセットアップサポートを行ったりしていました。ゆるゆるbot開発室の取り組みは最近特に注力していますね。
岡村:ゆるゆるbot開発室の取組み、すごく素敵ですよね。なにか特別な技術を用いた仕組みになっているんですか?
野尻:いえ、中身の技術はそこまで凝っているわけではなく、特定の質問に対して指定したコメントが返ってくるようにpythonでコードを書いて設定しているだけなんです。もちろん高度な仕組みを取り入れて実験的にやってみたい気持ちもありますが、それに挑戦して実装まで時間がかかるより、簡単なもので早く実装して対応する方々の負担を少しでも軽く出来た方が良いと思っています。なので、今はよく出る質問の中からテンプレートで回答出来るものを優先的に設定するようにしています。
岡村:素晴らしいですね。インタビューの前に情シスの方と話したのですが「メカ回答屋さんがすごくいい仕事してくれるので、超助かってます。」って言ってました!
ところで、野尻さんの将来の夢はなんですか?どんなデータサイエンティストになりたいとか、人生で成し遂げたいこととかありますか?
野尻:うーん…。あんまり将来の夢って無いんですが。株の配当金で生活出来るとか、生計を立てることを考えてなくて良いなら陶芸家になりたいです。小学生の頃、陶芸を習っていて、ずっと籠って何かを作るのが楽しかったんですよね。昔から、バイオリン、編み物、習字とか芸術的な習い事をしていました。
岡村:そういえば以前に、本格的なコスプレもしていましたよね。
野尻:去年人生で一番満足のいくコスプレが出来て、あの時人生で一番自撮りが楽しかったです。
岡村:他にも何か趣味はありますか?おうち時間で楽しんでいることとか。
野尻:最近はPCを自作するのを楽しんでいます。私の父はテレビ局で技術系の仕事をしているのですが、小さい頃から、壊れた機械を安く買ってきては、修理するのを楽しむ父の姿を見て育ちました。その影響で僕も昔からPC作りとか、物作りが好きでした。
岡村:本当に多彩ですね。野尻さんって自分で自分を楽しませる天才に見えます。
野尻:機械が好きな父親と、音楽教師の母のもと、すごく自由な雰囲気の家庭で育ちました。やりたいことがあれば挑戦させてくれる環境で、色々なものに触れて育ってきたのが今の自分に影響していると思います。
兄弟もみんな自由で、先日家族に会ったら、妹の髪の毛がレインボーになっていました。
岡村:お兄ちゃん(野尻さん)髪青いし、カラフルな家族ですね。
最後に、ARISE analyticsの皆さんに伝えたいことはありますか?
野尻:ARISE analyticsって正社員の方々だけではなく色々な原籍会社の方々が一緒に働いていますよね。毎年どんどん従業員数が増えているけど、そうやって多種多様な人たちが隔たりなく働けるのがARISE analyticsらしい良い文化だと思っています。それを継続出来るように、どんな人にとっても働きやすい環境を作り続けていくのが僕の使命なのかなと勝手ながら感じています。なので、そういう環境作りは今後も率先してやっていきたいと思っています。
あとはPC関連の質問や分析基盤周りのことでも、何か困ったことがあれば気軽に僕に聞いてください!・・・ってところですかね。
岡村:頼もしい!今日は思ったよりも、野尻さんの生態に迫れた気がします。ありがとうございました!