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岩手県立大学で開催!データサイエンティストが企画したデータアナリティクスセミナー

こんにちは、ARISE analytics(以下、ARISE)SDGs推進事務局メンバーの内山です!普段はデータサイエンティストとして、データ分析スキルを持つ人材を育成するプロジェクトを行っています。プライベートでは離島旅行をするのが好きで、最近は夜行フェリーで八丈島に行きました!

今回の記事では、2023年11月11日に岩手県立大学ソフトウェア情報学部で開催したデータアナリティクスセミナーについてレポートさせていただきます!


本取り組みの背景や目的

ARISEでは社内にSDGs推進事務局を設置し、社内でのSDGs認知向上活動や社外でのボランティア活動に取り組んでおります。なかでも私たち社外ボランティア活動チームは、ARISEの有するデータサイエンティスト育成用の教育コンテンツの一部を社外展開し、文系理系・専門領域を問わず、幅広い学生のデータ分析スキルを向上していきたい(SDGsの目標4: 質の高い教育をみんなに & SDGsの目標8:働きがいも経済成長も)という思いから、2022年の6月に活動を開始し、これまで早稲田大学、関西大学で講義をさせていただきました。

今回は、第2弾の関西大学に引き続き、岩手県立大学ソフトウェア情報学部にてデータアナリティクスセミナーを実施した様子を簡単にレポートしたいと思います!

(ちなみに、社外ボランティアチームでは地域共生イベントとしてジョギングをしながらゴミ拾いをするプロギングイベントなども実施しています!

講義内容

では早速、講義の紹介に移っていきたいと思います!今回の講義は、ARISEでエンジニアとして活躍する芹澤さんからぜひ母校で講義をしたい!とお声がけをいただいたので、芹澤さんに社外ボランティアチームに特別に加わっていただき、芹澤さんと内山の2人で岩手県立大学での講義を行いました!

今回の講義準備のポイント

ARISEが行っている大学講義はARISEのデータ分析のビジネス活用事例紹介→データ分析プロジェクトに必須のスキルであるロジカルシンキングの説明→データ分析プロジェクトの進め方体験、という構成になっています。(詳しい講義の流れはこちら!)

これまで行った早稲田大学、関西大学での講義を踏まえて、今回の講義準備では、①ARISEで行っているデータ分析のビジネス活用事例紹介パートの刷新②データ分析プロジェクトの進め方体験のワークの改善、の2つに取り組みました。

事例紹介パートの刷新

今回の講義ではARISEで行ったデータ分析のビジネス活用事例を刷新し、より新しく、より親しみやすい事例を紹介しました。具体的には、ARISEで支援を行ったmobiと呼ばれる定額乗り放題の交通サービスの分析支援事例と、自然言語処理(BERT)を用いたコールセンター業務の効率化の事例を紹介しました。

グループワークの改善

ARISEで実際に行っているデータ分析業務に近い体験を学生の皆さんにしていただくため、また、学生の皆さんにも親しみのあるテーマで、仮説や施策を検討しやすくするために、ARISEが提供する大学講義のグループワークのテーマは「au PAYの利用を増やすためにはどうすればいいか?」としています。

ワークの流れとしては、au PAYの利用が増えない仮説を立てる→仮説を検証するために必要なデータを考える→立てた仮説が正しかった場合に、au PAYの利用を増やすにはどのようにすればよいか?の施策を考える、という形になっています。今回の岩手県立大学での講義に向けて、過去に講義を行った他大学の学生の皆さんが取り組みにくそうだった部分のワークを微修正しました。また、講義の資料作成をしていないのARISEの皆さんにワークに取り組んでもらい、その感想を踏まえてワークの改善を行いました。

ワークの全容が見えるようにし、学生の皆さんが今どこの部分を取り組んでいるのかがわかるように工夫しました。
より実務に近づけるために、ワークではARISEで取得できる主なデータを記載したデータカードを使用しています。データカードの使い方の説明を増やし、ワーク内での使い方を迷わないようにしました。

講義の様子

今回参加してくれた学生さんは6人ということで、一人ひとりと会話をしながら進められ、とてもインタラクティブな講義となりました!

講義中は、データ分析をどのようにビジネスに活用するのかの流れを体験してもらうとともに、今日の講義で行ったロジカルシンキングや仮説を立てて検証することは、実は普段の研究生活にもつながる、ということを持ち帰ってもらえるような講義を心掛けました。そのおかげか、アンケートでは研究にも生かせそうです!という嬉しい声をいただきました。

また、今回は2グループに分かれてワークに取り組んでもらい、au PAYの利用が増えない仮説と、その仮説が正しかった場合にau PAYの利用を増やすためにどのような施策を打つべきかを発表してもらいました。どちらのチームもとても完成度の高い発表で、明日からARISEの社員として一緒に働いてもらいたい…!と思いました!特に施策提案では、施策を打つ期間や施策の効果検証を行うタイミング、どのような場合であれば施策期間を延長するのかの条件など、かなり細かく施策を決めていて、大変質の高い提案で驚きました…!

母校で講義をする芹澤さん
2グループに分かれてワークに取り組んでもらいました
ワークがすべて終わった後、発表をしてもらいました!
ワークのアウトプットその①
ワークのアウトプットその②

参加者の声

参加してくださった学生の皆さんからの声を紹介します!楽しく、かつ有意義に時間を過ごしていただけたようで、とても嬉しいです…!

(声1)とても楽しかったです!研究室の同期にも今回の学びを伝えたいと思います。

(声2)グループワークでロジカルシンキングをまとめていく体験が新鮮で良かった

(声3)今回学んだ、データ分析におけるロジカルシンキングはほかの分野(スポーツや何か上達したいこと)にも役立つと感じた

(声4)大学の卒業研究にも役立つものだった

参加いただいた学生の皆さん、本当にありがとうございました!

講師の感想

最後に、ともに講師をつとめた芹澤さんからも一言いただきたいと思います!

講師として前に立つのは初めてでしたが、積極的な質問や意見を出していただき、議論が活発になったので楽しく講師をすることが出来ました。今回の学びを通じて、研究がよりロジカルに進むことを祈っています。そして、ぜひデータ分析を仕事にするということに関心を持ってもらえると嬉しいです!また、今回、弊社で行っているデータアナリティクスセミナーをぜひ母校でも行いたい!という思いを受け入れて対応いただいた榑松先生にも感謝申し上げます。

今後に向けて

本講義のコンテンツは、ビジネスや研究活動をスムーズにかつ品質高く進めていくための基礎が学べる構成になっています。

今後も、大学をはじめとする様々な教育機関向けに展開していきたいと考えております。

ぜひうちの大学・学部・学科で講義をしてほしい!という方がいらっしゃいましたら、下記までご連絡ください✨

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