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新卒1期生のいま 入社後の5年を振り返る #1

「5年後、あなたはどうなりたいですか?」
面接などで、5年後のキャリアビジョンをきかれても、すぐに答えられる方は多くないかもしれません。

本記事では、2019年にARISE analytics(以下ARISE)の新卒1期生として入社した尾山さんが、周囲の人からどのような指導を受けて成長し、チームを率いるリーダーになったのか、入社後の5年を振り返ってもらいました。

こんな方におすすめ👇
・ARISE analyticsに入社後、どのようなキャリアを歩むのか知りたい
・ARISE analyticsの成長環境やOJT(職場内訓練)について知りたい
・データサイエンティストのキャリアについて具体的なイメージを持ちたい
・管理職になると仕事内容がどのように変わるのか知りたい


橋の撤去がもたらす影響を研究していた学生時代

━━━━━学生時代の研究内容を教えてください。

大学院では情報システム工学を専攻し、コンピューター上で動くモデルを作成し、それを用いて社会現象の理解や予測をする社会シミュレーションの研究をしていました。たとえば、川に掛かっている橋を撤去した場合、近隣住民に対してどれだけ影響が出るのか、住民1人当たりの移動時間はどう変わるのか、試算をしていました。

また、スーパーマーケットの駐車場の線の引き方をどのように工夫したらもっとも車が停めやすくなるのか、という研究もしていました。

━━━━━入社の理由を教えてください。

ちょうどARISEが新卒採用を始めたときに、当時の社長の家中さんやCWOの佐々木さんが採用PRのため大学を訪問され、そこでデータサイエンティストの仕事内容について知りました。

大学の研究をしても机上の空論で終わり、実社会に対しての貢献をあまり感じられなかったことから、将来は自分の取り組みが社会に貢献していると実感できる仕事に就きたいと考えていましたが、データを用いて社会課題を解決するデータサイエンティストは、まさに私のやりたいことを実現できる仕事だと思いました。また大学を訪問いただいたのも何かのご縁だと思い、ARISEに入社しました。

━━━━━入社後かかわってきたプロジェクトを教えてください。

入社後関わってきたプロジェクトは2つあります。
1つ目がau解約防止、2つ目が今担当している通信ARPU向上です。

※通信ARPUとは
ARPU(Average Revenue Per User)とは、1ユーザーあたりの平均的売り上げを示す指標のこと。

解約防止では、解約の可能性があるユーザーを機械学習で捉えた上で、キャンペーンやクーポンなどユーザーそれぞれのニーズにあった施策を打ち、解約を防ぐ支援をしていました。

もう1つの通信ARPUでは、 携帯料金などの通信から発生する収益をどうやって上げていくのかという支援をしています。

━━━━━学生の頃やりたかったことは今実現できていますか?

はい、そうですね。
お客さまの課題を解決するため、チームメンバーを育成しながらプロジェクトを推進することが今の主な業務です。

分析スタッフからチームを束ねるリーダーへ

━━━━━自分のキャリアを3つに分けるなら?

①分析スタッフ②Project Lead③Team Leadをしている今の3つに分けられます。

①の分析のスタッフでは、そもそも新卒であまり分析をしたことなかったので、実際どのようにデータ分析基盤を使うのか、データを元にしてどのように示唆を導き出すかということを約2年実施していました。

②のProject Leadでは、チームメンバーの作業を管理しながら自身でプロジェクトを進めていきました。

③のTeam Leadでは、ポジションとしてはマネジメントから変わっていませんが、ただプロジェクトを回すだけではなく、お客様により良い提案をするためにはどうしたらよいか、自分のチームをさらに強くするためにはどうしたらよいか考え、体制作りを行っています。

━━━━━③について、具体的にどんなことをされていましたか?

チームメンバーの育成をしていました。

Team Leadになったばかりの頃は、もらったタスクに対して誰にどう割り振れば期限内に終わるかをまず考えていましたが、最近では誰にどのタスクを渡せばその人が成長するか考えています。

例えば、最近この人はこの経験をしていないから、このタスクを渡す方がよいなど、5人いるチームメンバーの成長を考えた体制作りに取り組んでいます。

先輩や上長から言われた「Whyを10回重ねよ」「相手の期待値を超える」

━━━━━それぞれの時期で、先輩や上長からどのような指導を受けましたか?

①の分析スタッフの初期は、社会人1年目ということもあり、物事の整理の仕方、データの読み取り方、仕事の進め方や社会人としてどのようなマインドで仕事に取り組むべきかという点を丁寧にフィードバックいただきました。

②のProject Leadでは、お客さまとコミュニケーションをとる機会が増えるため、どうしたらこのお客さまに伝わるのか、どのようにプロジェクトで付加価値を出していくのか、相手の期待にどう応えていくか指導いただいています。

③のTeam Leadでは、チームの育成プランを考える必要があるため、目指すゴールに向かってチームメンバーに今どんな力をつけてもらうか考えるよう指導いただきました。また、そのプロジェクトをどうやって拡大して行くのか、どのように課題を特定するかなど上長に相談しています。

━━━━━先輩や上長から言われた言葉で印象に残っていることはありますか?

①の分析スタッフのときにお世話になった方からの言葉で、印象に残っていることが2つあります。

1つ目は「Whyを10回重ねよ」という言葉です。なぜそれを行うのか、ということに対して、自分の考えに深みをもたせるために重要だと教わりました。

2つ目に、「どこかに課題があると感じたときは、その原因を特定して次のアクションを考えて行動しよう」「落ち込んでいる暇はない」とアドバイスいただいたことです。

現在の上長からは「どのようにして価値を出すのか」と言われたことが印象に残っています。これまでチームのタスクをミスなく進めていくことに注力していましたが、それでは言われたことをただやっているだけになるため、どうやって相手に対して自分の価値を出すのか、相手の期待値は何でそれを超えるためにはどうすればいいのかと、フィードバックをいただきました。

━━━━━入社後1年の自分と比較して、できるようになったこと、チームに貢献していることを教えてください。

物事を整理して分かりやすく相手に伝える力が上達したと感じます。

自分の話したいことやニュアンスをわかりやすく伝えることは、完璧ではありませんが、徐々にできるようになってきたと感じています。
上長の話し方を真似しながら覚えています(笑)

5年経って思う、入社してよかったこと

━━━━━5年経って思うARISEに入社してよかったこと、個人的に気に入っていることがあれば教えてください。

成長できる環境があるのはよかったと思っています。案件ごとに分析テーマやお客様が異なり、頭の使い方も変わってくるため、自分のスキルを向上させる機会がたくさんあります。

また、スキル向上のためこのプロジェクトをがんばりたいと話すと、柔軟に担当させてもらえる点はとてもありがたいなと思っています。

個人的には趣味と仕事の両立ができるところが気に入っています。
フルフレックス制で時間の融通が利くので、朝早くから働いて夕方に帰ることもできますし、疲れていたらちょっと遅めに起きてお昼から働くこともできるので、体には優しいなあと思っています(笑)

※ARISE analyticsのフルフレックス制度とは
ARISE analyticsでは、社員の働きやすい環境を整えるため、フルフレックス制度を採用しています。詳細はこちら

━━━━━こうなりたい!と思える、周囲の人を挙げるとしたら

自分の上長のようになりたいと思います。
チームメンバーに寄り添ったうえで、どうしたらその人のモチベーションが上がるのか考えながらコミュニケーションをしてくださるので、自分も見習いたいと思っています。

━━━━━今後やってみたいことはありますか?

これまでマーケティングの領域を担当してきましたが、業務の幅を広げるため、例えば人事領域や生成AI活用、セキュリティなどの新しい領域にもチャレンジしたいと考えています。

━━━━━チームの皆さんに伝えたいことがあれば教えてください。

いつもお願いしているスケジュール通りに成果物を出していただき、とてもありがたく感じています。もし行き詰ったときや、一人でどうしようかと悩むときは、考え方や課題を整理するお手伝いをしますので、フランクに話しかけていただければと思います。

おわりに

いかがでしたでしょうか?
ARISE analyticsでは、データサイエンティストやエンジニアを目指す皆さまの成長環境が整っています。

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皆さまにお会いできることを楽しみにしております!

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