見出し画像

男性育休取得率100%!ARISE analyticsのパパ社員が語る「育休」の本音 vol.2

前回に引き続き、育児休業(以下、育休)から復帰した男性社員の座談会の様子をお届けします。
育休を取得して良かったこと、変わったこと、人生の節目ともなる大事な時期をどのように過ごしたのか。そして、復職後の変化なども話してもらいました。

厚生労働省の調査によると、日本での男性の育児休業取得率13.97%(2021年度)※1に留まっており、2025年までに30%へ引き上げることが目標となっています。
そんな中、なんとARISE analyticsの男性育児休業取得率は100%!社員のライフイベントやライフステージの変化に合わせた、柔軟な働き方を実現できるような制度・仕組み作り、男性も育休が取得しやすいような文化の醸成に取り組んでいます。
男性が育休を取得することにより、積極的に子育てをしたいという男性の希望を実現するとともに、従来から課題となっている女性側に偏りがちな育児や家事の負担を夫婦で分かち合うことで、女性の出産意欲や継続就業の促進、企業全体の働き方改革にもつながります。

※1 厚生労働省資料

今回参加してくれたパパ社員


育休取得前の周囲の反応は?

広報 岡村(本記事のインタビュアー:以下、岡村)まずは、育休取得前についてお話を聞かせてください。「育休を取得すること」を伝えた時のチームメンバーやSVの反応はどうでしたか?

岡田:ちょうど私の上司(男性)もこれから育休を取る予定があり「私も取る予定だよ!もちろん、行ってらっしゃい!」という反応で、安心したのを覚えています。
一人目の子どもは前職在籍時に生まれており、当時は自分が育休を取得する考えは一切ありませんでした。男女関係なく、育休は取得するものという共通認識がARISE analyticsには根付いていると感じます。

山﨑:私はチームに育休を取得したり、取得予定だったりするメンバーがいなかったので、チームのみんなに育休を取得する旨を伝えた際は「へえ~そうなんだ~」という感じで、割と普通なリアクションだった気がします(笑)。
配属されているチームによって温度感の違いはあるかもしれませんね。ただ、会社の制度として当たり前に使うものとみんなが認識しているからこそ、そのようなリアクションだったのだと思います。

育休を取得してみて

岡村:育休取得中の過ごし方、取得してみて思ったことを聞いてみたいです。

岡田:私は育休期間が一か月と短かったので、その一か月間は奥さんを寝かせてあげられるように、育児や家事にフルコミットしよう!と決め、長男の世話と家事を進んでやっていました(自分ではそのつもり。この記事を読んで妻に怒られないか心配ですが…)。
育児と家事を両立する大変さを痛感して、一人目が生まれた時「妻はこれを一人でやっていたのか…」と考えると、頭が下がる思いでした。

恥ずかしながら、これまで子どもの寝かしつけができなかったのですが、育休期間中にできるようになりました。家事と育児を同時に進めるマルチタスクをこなす力も身に着いた気がして、それは仕事でも活きています(笑)。

山﨑:私は家事や育児を妻と折半すると決めていたため、妻と同時期に育休を取得し、育児も分担して行っていました。子どもが生まれてからしばらくは朝・夜でシフト制のように家事と育児を分担し、私は夜型の人間なので、夜の部を担当していました。二、三か月ほど経って徐々に育児の方法やリズムが掴めてきたら、シフト制をやめて 一緒の時間帯に過ごすようになりました。

その頃には少し育児も落ち着いて、かつ妻と子どもとのんびりとした時間を過ごし、人生においてトップレベルで幸せな日々でした。育休明けに、職場復帰できるか不安でした(笑)。

復職後について

岡村:育休から職場復帰してみて、働き方や仕事の考え方などで変化はありましたか?

岡田:復職後は、17時から20時に仕事を抜けて家事や育児をして、また仕事に戻るという時間の使い方をしています。チームメンバーも私がこうした働き方をすることを理解してくれて、その上で業務調整や依頼をしてくれるので、とても助かっています。復職後は、限られた時間でいかに生産性高く働けるか、常に考えながら働くようになりました。

山﨑:復職後は、保育園のお迎えがある日は17時で仕事を切り上げるようにしています。子どもが生まれる前は結構夜遅くまで働いていたこともあり、そこが一番変わった点ですね。私は育児によってこういった働き方になりましたが、他にもプライベートの趣味や予定と両立してこそ、仕事で良いパフォーマンスが発揮できる方もいると思います。
これまではあまり考えてこなかったのですが、もし自分が配下メンバーを抱えることになった際には、個人の考え方に寄り添った働き方を実現できるようなサポートをして、よりみんなが安心して働ける環境創りができればと考えるようになりました。

岡村:なるほど‥!最後に、今後育休を取ろうか迷っている、またはこれから育休を取得する男性社員へのアドバイスがあれば、お願いします。

岡田:ARISE analyticsでは、男女問わず育休取得が当たり前というような文化が根付いてきていますし、育休中は給付金があり金銭面でもそこまで心配はないのかなと思います。
育児は本当に大変です。ちょっとした気遣いでもパートナーの方は喜んでくれるはずなので、感謝の気持ちをきちんと伝えながら貴重な時間を過ごしてほしいです。

山﨑:仕事は休めますが、子どもって年中無休なんですよね(笑)。今回の育休を通して「自分にはワンオペ育児は絶対に無理だ」と感じました。なので、ARISE analyticsの男性社員で育休を取得するか悩んでいる人がいたら、極端な表現ですが「あなたが育休を取得しなければ、パートナーが倒れてしまうかもよ…?」と伝えたいです。子どもが生まれてしばらくは、子どものペースに合わせざるを得ないので、自由に外出もできず、リフレッシュする時間もない。一つひとつのタスクが大変というよりは、ずっとその状況が続くのがしんどいんですよね。

子どもが生まれるのはとても幸せなことですが、自分たちの心身の健康も大事です。自分が育休を取ることで、夫婦二人で育児の負担を分け合いつつ、子どもの成長を見届けられました。男性が育休を取得するのは家族全員にとって合理的というか、むしろ取らない方が大変じゃないかなと思っています。

岡村:本日は貴重なお話を聞かせてくださり、ありがとうございました!

【お二人の育児Tips】

これからパパ・ママになる方は必見!お二人の育児Tipsをご紹介してもらいました。

【岡田】
1.  おくるみ 
昨今「寝んトレ(「ねんねトレーニング」の略。赤ちゃんに自力で夜ぐっすり眠ってもらうためのトレーニングのこと)」っていうのが巷で話題になっており、おくるみを使うとモロー反射を予防してぐっすり寝てくれるんです! 

2.  ベビーモニター 
子どもの状態を監視してくれるので、ある意味、第三の眼が開眼しているのと同じなんですよね(笑)。音を検知したり、動きを検知したりしてくれるので、寝ている間に布団に絡まってないかなどを教えてくれます。お互いが別々の作業をしていても、子どもの状態を把握できるのでとても便利です! 

【山﨑】
映画館によっては、赤子連れで映画が見られる日を設けているところがあります(抱っこdeシネマ ユナイテッド・シネマ|シネプレックス)。私は『すずめの戸締り』と『THE FIRST SLAM DUNK』を家族で見にいきました。当人はぐずったりしつつ、なんだかんだちゃんと画面を見ていて楽しんでいるようです。

おわりに

ARISE analyticsで育休を取得したパパ社員のインタビューを、2記事にわたりお届けしました。

ちなみに・・・!ARISE analyticsのSlackには「 #club-working_papamama」 というチャンネルがあります。先輩パパ・ママの経験談やアドバイスがもらえたり、育児の悩みなどを共有したりする場になっています。

👆これからママになる社員が、ベビーカー選びの相談をしている投稿

今後もARISE analyticsでは、社員のライフイベントやライフステージの変化に合わせた、柔軟な働き方を実現できるような制度・仕組み作り、文化の醸成に取り組んでまいります。

データサイエンティスト/エンジニアなどの職種において、一緒に働く仲間を募集中です!