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ARISE analyticsが取り組む「新しい働き方」 いま、必要とされるオフィスを創るために。オフィス改修を手掛けた建築家 神谷修平さん(カミヤアーキテクツ)にインタビュー!

こんにちは!広報の岡村です。

もう年の瀬ですね。最近はコロナウイルスの感染状況が落ち着いてきたこともあり、あまり人がいなくて寂しい雰囲気だったオフィスにも、活気が出てきました✨ARISE analyticsではコミュニケーションを要する業務はオフィスで行うなど、メリハリのある「新しい働き方」の確立に向けて模索しているところです🔥

実はARISE analyticsは昨年、ニューノーマル時代に即したオフィス環境を創るべくオフィスの一部を改修しました。

▼オフィス改修のニュースリリース

▼HP「働く環境」(オフィス紹介ページ)

そこで今回は、これからもっと活躍の場が増えるであろう(…!)ARISE analyticsのオフィスについてご紹介します。設計・家具デザインを手掛けてくださった神谷修平さんをお迎えして、ニューノーマル時代に即した働き方の実現を目指すオフィスや、それを彩る家具について聞いてみました。


建築家 神谷修平さん(カミヤアーキテクツ)にインタビュー!

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株式会社カミヤアーキテクツ 代表取締役 / クリエイティブディレクター 神谷修平さん
2007年に隈研吾建築都市設計事務所に参画。その後、設計室長として国内外のプロジェクトを担当。2016年より文化庁新進芸術家海外派遣制度によりデンマークに滞在。北欧のデザイン・文化を研究。滞在中はBIG(BJARKE INGELS GROUP) にてシニアアーキテクトを務める。帰国後の2017年に株式会社カミヤアーキテクツを設立。現在に至る。

岡村:本日はよろしくお願いいたします!
昨年行ったオフィス改修では、検討中にコロナウイルスが蔓延して働き方がガラリと変わり、当初予定していたオフィス改修の目的や課題を途中で大幅に変更したと聞きました。

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神谷:そうですね。コロナをきっかけにARISE analyticsではリモートワークが当たり前になり、働き方が大きく変化しました。そこで「アフターコロナを見据えた時にオフィスに来る価値を見出せるか」ということが一番の課題となり、自宅やカフェとも違う特別な場所を創ろうと思い、一から目的の整理や提案を行いました。

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今回の改修で完成した、様々な用途で使える「ARISE café」エリア。

神谷:ARISE analyticsのオフィスのメリットは、ヒカリエの31階から見渡せる素晴らしい眺望です。その魅力を引き出すために、一番見晴らしの良い場所に、人が集まるARISE caféエリアを作りました。また、対面だからこそ社員同士のコミュニケーションが活性化され、コラボレーションが生まれるような仕掛けも必要でした。そこで景観を遮らないシンプルさと、機能性・可変性を兼ね備えた家具を主役にしようと決めました。

岡村:独特なフォルムだけど、木ならではの風合いがすごく落ち着くような家具ですよね。本棚、机、椅子など、どれも自由に動かすことが出来るので、普段のMTGで使用する際も人数によって配置を変えたり、イベントや勉強会を開催したり、色々な使い方が出来そうで想像が膨らみます。

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ARISE libraryとして愛用されている本棚。社員の自己研鑽を支援する制度の一つである書籍・論文購入全額補助を活用して購入された書籍や役員から寄贈された書籍が並びます。

神谷:そうですね。シンプルだけど、組み合わせ次第で多様な空間が生み出せる家具を作りました。ARISE libraryの本棚は、重ねたり繋げたり自在に配置を変えることが出来ます。ベンチのように座って寛ぐことも出来ます。

六角形のテーブルは日本ではなかなか見ない形をしているので、一見使いにくそうに思えるかもしれません。ですが六角形というのは、ハチの巣や雪の結晶など自然界によく見かけるように、組み合わさった時に平面的に広がりやすく、結合力が高い形なのです。四角形のテーブルよりも、人の視線が交差しやすいので、連帯感や新たなコミュニケ―ションが生まれると思います。

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ソーシャルディスタンスが保たれ、コミュニケーションが生まれやすい六角形のテーブル。リラックス効果や集中力を高めるため、神谷さん監修のもと周囲に観葉植物をふんだんに配置しています。

神谷:今回の改修では、全体を通して表層的ではない「本物」であることにもこだわりました。そのため、家具はオフィスにありがちなプラスチック等の素材ではなく、自然素材である木材を採用して、日本で最先端の技術を誇る京都の職人の方にヒカリエオフィスまで来てもらい、オフィスの雰囲気を見てもらってから加工作業に入っていただきました。

こだわりの家具制作の裏側やさまざまな使い方が見られるカミヤアーキテクツ制作の動画がこちら(カミヤアーキテクツ / Youtube)

岡村:動画すごく面白いですね。京都の職人さんが木を削る作業場のシーンは、思わず見入ってしまいます。


神谷:ありがとうございます。なぜ、ここまで「本物」であることにこだわったのかというと、ARISE analyticsに所属しているデータサイエンティストやエンジニアの方々も表層的ではなく、本質を捉えた仕事やモノづくりをされている方が多いと感じたからです。そういった方々に愛される場所にするには、本物であることは重要でした。


岡村:自然と集中力やモチベーションが高まるようなこの雰囲気は、優しい風合いの家具や緑、計算し尽された空間の使い方があるからこそ生み出されるのだと話を聞いて納得しました。最近ではARISE caféで集中したい作業に没頭している従業員もいれば、テレカンをしたり、雑談を楽しんだりしている姿を見かけます。家やカフェとは違う特別な価値を感じられる、皆から愛される場所になっています!


神谷:それは嬉しいですね。私がARISE analyticsのオフィス改修の案件に携わりたいと思った一番の理由は「従業員にとって世界一働きやすい環境を作りたい」と社長である家中さんやChief Workstyle Officerの佐々木さんが仰っていたのが印象的だったからです。この改修が、その一歩になっていることを願っています。
コロナウイルスが収束したら、オフィスで楽しくパーティやイベントを行うなど、今より活発なコミュニケーションやコラボレーションが生まれる場所として活用されると良いですね。その時は私も遊びに行かせてください!

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岡村:もちろんです。ぜひ、遊びにきてください!今日はありがとうございました。

おわりに

今回は建築家の神谷修平さんを巻き込んで(!)ニューノーマル時代を見据えたARISE analyticsのオフィス環境ついてご紹介させていただきました。最近私も以前より出社する回数が増えたのですが、出社が気分転換になり生産性向上や仕事のモチベーションに繋がっている気がします…✨
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