SDGsスポーツ「プロギング」イベントの様子をレポート!
データサイエンティストの西谷です。現在は通信会社向けのマーケティング高度化支援の業務を行っています。趣味はガーデニング、編み物、英会話です。
はじめに
私は社内のSDGs推進事務局という全社横断の組織に所属し、地域活性化を目的とした取り組みを推進しております。今回はその一環としてプロギングというSDGsスポーツを実施したので、そのご紹介をさせていただきます。
プロギングって?
プロギングは、スウェーデン発祥のジョギングしながらごみ拾いをする新時代のフィットネスです。「プロギングなんて初めて聞いた!」という方がほとんどかと思いますが、実は世界100か国以上で実施されているスポーツです。今回は社内で初めて試みるイベントということで、「プロギングジャパン」というプロギング普及を活動目的とした団体の方々に企画と当日の進行をお手伝いいただきました。
活動の目的
ARISE analyticsのオフィスは渋谷ヒカリエにあるので、渋谷での地域貢献が何かできないかと事務局メンバーで検討した結果、渋谷を爽やかに走りながらごみ拾いをすることで、従業員の健康促進や地域貢献につなげられるのでは?!と考え、代々木公園周辺でのプロギング実施を決定しました。
当日の様子
・・・集合まで・・・
今回のイベントは「代々木公園に午前8:15集合!」ということで、12月上旬の早朝はかなり冷え込んでおり、みんな来てくれるかなと心配しましたが、続々と集合してくれました!
今回の参加者16人全員が集まったところで、ここからはプロギングジャパンから来ていただいた2名の爽やかなスタッフに進行をしていただきます。
・・・準備対応・レクチャー・チーム分け・・・
まず最初に、準備体操で凍えた体をほぐします。
次に、プロギングジャパンの方にプロギングのやり方をレクチャーいただきました。
プロギングの動きは、
走りながらごみを拾う⇒ごみを入れるバッグを持っている人のところに行って、拾ったごみをバッグに入れる⇒声掛けをする
というフローで行うということで、早速実践!
さて、身体もほぐれたところで、最後にチーム分けの時間です。
今回のイベントは参加者の体力に合わせて
①歩くメインののんびりチーム
②走るメインのノーマルチーム
の2つのチームに分かれてプロギングを実施しました。
参加者に好きなチームを選択してもらうと、のんびりチームがやや人数が多くなっておりました。
ノーマルコースの方に集まってくれた皆さんを見ると、スポーツ経験のありそうなメンバーが集合といった様子(運動おんちのわたくしは人数のバランスを見てしっかり空気を読み、恐々としながらノーマルチームの方に参加!)。
・・・プロギングスタート~ゴールまで・・・
さてすべての準備が完了したので、各チームいよいよ出発!
公園を出ると早速数メートルおきに何らかのごみが落ちているのに気づいてしまいました。
普段街を歩いていても、地面に目を向けることがないのでごみが落ちているって気づかないですね。
教えてもらったプロギングのやり方を実践して、どんどんごみを拾っていきます。
拾ったごみは、バッグ担当の人に声をかけてごみを入れます。
バッグにごみを入れるというシンプルな動作のはずが、お互いに動きながらの作業なので案外これが難しく、しっかり声をかけながら連携することが大切になります!
ごみをバッグに入れたら掛け声も忘れずに行います。
掛け声の定番は「ナイス!」らしいですが、フランス語を話すメンバーの提案で「Bravo!」などのバリエーションも勝手に追加するなどして終始ワイワイがやがや。
走りながらごみを拾う一連の動作は、想像よりずっと運動量が多く、出発して数分後にはもう身体がぽかぽかな状態になっておりました。集合した時はあんなに寒かったのに。これは確かにスポーツだ!などと感心しながら、あっという間に約1時間が経過し、高級住宅街の松濤エリアなどを通りながら代々木公園へと戻りました。
・・・計測と結果発表・・・
最後に各チームが拾ったごみの重さを計測します。
さてさて結果は....?
結果は、
のんびりチーム:5 kg
ノーマルチーム:5 kg
こんなにたくさんのごみが落ちていたんですね...!
これからしばらくお散歩するときは地面のごみを無意識に探してしまうことでしょう。
最後に写真撮影をして本日のイベントは無事終了となりました。
ちなみにこの時点でまだ10時30分!これから1日有意義に過ごせますね!
余談ですが、一部のメンバーは解散後の代々木公園で、社内でプチ流行中のモルックをして遊んだとのこと。仲良しですね~!
感想
事後の参加者アンケートからは「また参加したいかどうか」の設問に対して5段階評価で4.92というなかなか上々なスコアをいただき、より具体的には「他の参加者との交流」や「気持ちよく運動ができた」に対して評価が高いという結果でした。全体的に参加者には満足してもらえたようで、事務局としてはとっても誇らしい気持ちです!
企画運営担当の観点で思ったことは、楽しみながらSDGsへの興味が持てるきっかけ作りが鍵になるということでした。
SDGs推進事務局のミッションとして、社内のより多くのメンバーを活動に巻き込むことをあげています。一方で、「ボランティア活動」や「ごみ拾い」という言葉は、なんだか意識の高い人々の真面目な活動のようで、少しとっつきにくいかもしれません。そこで、運動すること自体の爽快感や、参加者との交流を楽しむことをきっかけとして、今はSDGsにそんなに興味がない人も、ひとまずイベントに参加してみたらなんだか楽しかった!またやりたい!と思ってもらえるよう事務局として頑張りたいと感じたのでした。
おわりに
ARISE analyticsのSDGs推進事務局が社内イベントとして実施したボランティア活動「プロギング」のレポートでした!またプロギング第2回も絶賛企画中!次は春の開催を予定しております!