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ARISE analyticsではどんな人が活躍しているの?~データサイエンティストにインタビュー~

こんにちは、広報の岡村です。

ARISE analyticsでは現在、約500名のメンバーが活躍しています。そこで今回は「ARISE analyticsではどんな人が活躍しているの?」と題して、社員に突撃インタビュー!
2019年にARISE analyticsに入社し、現在はOMO Marketing Unit内のチームリードを務める中国出身の梁さんに根掘り葉掘り色々なことを聞きました。

中国出身の梁さんが、日本での就職を選んだ理由は?

岡村:本日はよろしくお願いします!梁さんとゆっくり話すのは初めてですね。よろしくお願いします!

梁さんはいつ日本に来たのでしょうか?

梁:私は高校を卒業してから日本に来ました。大学から海外に行く同級生が多く、最新の知識・技術を学びたいと思い、海外留学を選びました。日本を選んだ理由は、日本へ観光しに来た時、道に迷って尋ねた日本人の方がみんな親切で印象が良かったこと。そして、東京に先進的な印象があったからです。異国で最先端の技術が学べるのかなという期待がありました。日本に来てからは、まず語学学校に通い、その後に大学・大学院に通いました。

岡村:なるほど。大学卒業後は日本で就職したそうですが、理由はあったのでしょうか?

梁:就職を考える頃には既に8年間ほど日本に住んでおり、だいぶ日本の環境に慣れていたのと居心地が良かったこともあり、このまま日本企業で働こうと思いました。

岡村:働いてみていかがでしたか?ARISE analyticsに入社するまでの経緯も伺いたいです。

梁:1社目はソフトウェア開発の企業に入社しました。プログラミングスキルを伸ばしていきたい!と期待を抱いていたのですが、異動によってあまり自身の成長が見込めなくなり、転職することにしました。

大学では経営情報学を専攻し、統計を学んだり簡単な分析をしたりしていました。大学院では経営学を専攻し、どちらもとても面白かったので、データを活用してビジネス課題を解決するデータサイエンティストに興味を持つようになりました。ARISE analyticsはKDDIの大量のデータと、アクセンチュアの分析力やコンサルティングスキルが揃った、データサイエンティストになるにはビッタリな環境だと思い、入社を決めました。

「ミスしても死ぬことはない」全てをポジティブに捉える、強いメンタルを持つ梁さん

岡村:ARISE analyticsに入ってからは、どのような業務を担当してきたのでしょうか?

梁:入社してから1年半ほどはECサイトの分析支援プロジェクトに携わっていました。ECサイト内で用いる需要予測モデルの開発や、検索性・機能改善のための分析などを行っていました。未経験のデータサイエンティストとして入社したので、同じチームの方に教えてもらいながら、分析の基礎的な知識やコードの書き方などを習得してきました。

その後はサブチームリードとして、auのとある料金プランの利用者を増やすため施策のターゲティングリストや、Web広告のセグメントを作成したり、因果推論の手法を用いて効果検証を行ったりと、様々な案件を担当しました。

現在はチームリードという立場として2つの案件を率いています。

1つはサブチームリードを務めていた頃から担当している、Web広告の効果を最大化するプロジェクトです。KDDIグループが保有する顧客行動・Web閲覧データを用いて精度の高い広告配信セグメントの作成を支援しています。さらに昨今プライバシーの問題でサードパーティCookieが規制されつつある中で、いかにファーストパーティデータを活用するかが課題となっているので、その対応・推進もしています。

もう1つはKDDIが提供するオンラインショップのユーザーへ、どのようなコミュニケーションをすれば認知を変えられるか、サービスを使ってもらえるようになるかを、アンケート結果やユーザーの行動ログを用いた分析や施策の実施・高度化を支援するプロジェクトです。

岡村:様々な案件に携わってきたんですね。現在はチームリードを務めていると思いますが、マインド面などで変化したことはありましたか?また、大変なことはありますか?

梁:スタッフの時は与えられた業務を着実に進める、という気持ちで業務に臨んでいましたが、サブチームリードやリードを担ってからは”自分で先のことを考えて能動的に動かねばならない”という意識に変わりました。この変化は自分の成長にも繋がりましたね。

大変なことは、複数の案件を同時に進めており、納期がある中で、どの業務を配下メンバーに渡すべきか、メンバーの成長も考えた上でどのように差配すべきかを判断すること。いつも線引きが難しいなあと思っています。

岡村:ARISE analyticsに入社して、未経験のデータサイエンティストから5年かけてチームリードになり、着実にステップアップしているように見えます。インタビューでの受け答えもですが、すごく淡々と冷静に仕事されているように見受けられます。梁さんは落ち込んだり、挫折したりした経験などありますか?

梁:そうですかね(笑)。たしかに感情の起伏はあまり無いかもしれませんが、挫折経験はありますよ。

私はもともと人見知りで、クライアントであるお客さまとの打ち合わせで話すことに、とても苦手意識がありました。ある時、上長が離任することになり、急に自分がお客さまと話さなければならない状況になり、最初のころは自分が何を話しているか分からくなるほど上手くいかず、落ち込んでいました。

ARISE analyticsには4つのキャリアトラックがあり、私はデータコンサルタント職なのですが、自分にはそれが合っていないとも感じていました。「出来れば誰とも話さずに永遠にコードを書いていたい‥」と思ったのですが、1on1で先輩に「慣れたら話せるから大丈夫!」と鼓舞されました。

その言葉を信じて、何度も打ち合わせをこなしていくうちに、いつの間にか人前で話すことへの苦手意識は克服できていました。その時もですが、困難にぶち当たった時は「失敗して死ぬわけでもないし、リストラされるわけでも無いし、次は失敗しないようにがんばれば大丈夫!」と思って前向きに捉えるようにしています。

岡村:なるほど!梁さんはとってもポジティブな方なのですね。

梁:そうですね。何が起きても一旦全てポジティブに受け取るようにしています。

インパクトのある分析業務に携われるのがARISE analyticsで働く魅力

岡村:ちなみに、梁さんから見たARISE analyticsの強みや特徴は何だと思いますか?

梁:誰もが知る有名なサービスの分析など、インパクトの大きな業務に携われることです。お客さまに伴走しながら様々な施策を練り実行することで、数千万・数億円の単位で売上や利益に影響を及ぼす場合もあります。あとは常にチャレンジの機会があることですね。私もまだARISE analyticsで学びたいことが沢山あります。例えば、最近ではクライアント企業の上層部の方々と会話する機会が増えてきたのですが、そのような方々とも、これまで通り信頼関係を築いていきたいと日々チャレンジし続けています。

岡村:ちなみに梁さんのルーツは中国だと思いますが、日本と中国で働く環境の違いなどはあるのでしょうか?

梁:私は中国で働いた経験が無いので、違いを体感できてはいないのですが、日本よりも中国は成果主義な印象です。欧米諸国と同じようにハイテク企業ではリストラは当たり前なので、危機感を持って朝から晩まで働いている人が多いように思えます。

岡村:なるほど‥。それは日本とは大きな違いかもしれませんね。ちなみに昨今話題になっているダイバーシティについては、どのような考えをお持ちですか?梁さんが推進したいと思うことはありますか?

梁:ダイバーシティは大事な観点だと思います。バックグラウンドが異なる人の意見を取り入れることで、組織に良い影響を与えられるとも思います。ただ、自分が推進したいと思うことは特にないですね。というのもARISE analyticsは多数の企業の方が集まっている組織ですし、新卒・中途社員どちらも様々な地域から集まっているので、自分が進めていこうとせずとも既に多様性のある社風だと感じています。

岡村:たしかに、ARISE analyticsには色んな人がいますよね。
梁さんが仕事やキャリアにおいてのビジョンや、これから成し遂げたい夢を聞いてみたいです。

梁:そこまで将来のビジョンを明確に持っていないんですよね。昔は目標を立てて、それを日々のTODOに落とし込んで実行していた時期もありました。ただ、目標を立てた時の達成感はありますが、実際に計画通りに上手くいくことがなかったので、計画を立てるのは自分には合っていないと思い、やめました(笑)。どんな人になりたい、というのもあまり考えていないですね。

スティーブジョブズが「Connecting the dots」という言葉を残していたように、振り返った時に点と点が線となり、良い成果が出されば良いなと思っています。なので、未来を見据えて頑張るというよりは、日々のやるべき仕事を一生懸命やる、それに尽きるという感じです。直近では出来る業務の範囲を拡げて、個人で成果を出すことよりも、チームで成果を出せるようになることが目標です。

岡村:なるほど。では最後に、この記事を読んでいる方へメッセージがあれば教えてください。

梁:ARISE analyticsは様々なバックグラウンドを持つ人が沢山いる、面白い環境です。データサイエンティストとして働くことに興味がある方は、ぜひ応募して欲しいです。

岡村:今日はありがとうございました!


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